2020年夏に大流行したNizi Projectのペンダントがどうしても欲しかったので、少し出遅れ感もありますが作ることにしました。
作成した3DモデルはDMM.makeに公開したので、誰でも購入することが出来ます。
ぜひ忘年会の出し物などにご利用ください。
素材は色々と選べますが、僕はPA12 ブラック(MJFZ)にしました。真鍮をはじめとした金属でも作成することが出来るので、もし挑戦した方がいたら是非教えてください笑。
1. 3Dデータの設計
Fusion360で適当にゴリゴリ設計していきます。実際に使われたペンダントのサイズは分からないので、今回は適当に3.75cmの正方形をベースにそれっぽく作りました。
※この画像は修正版のデータなのでブログ内のペンダントの画像と細部が異なります。
また、キューブはそのまま三角柱を設計してしまうと、3Dプリンタでの造形時に材料費が嵩んでしまうので中抜きして後から接着する方式をとりました。
なぜか中心ではなく、中途半端なところで分割してしまったので公開したデータで使用する際は気を付けてください。
2. DMM.makeで造形
去年までは大学の研究室の3Dプリンタが自由に使えたのですが、今年から就職してしまったのでDMM.makeに発注を行いました。
色々と素材はあるのですが、サポート材跡がつかないこと、費用が安いことを考えて、
PA ポリアミド ナイロン樹脂(MJF PA12 黒色 磨きなし)を選択しました。
今回初めて造形する素材だったので色々と心配でしたが、素材も安く、強度も高く、3Dプリンタ特有の積層跡も見えず大満足の結果でした。
3. 組み立て
組み立てというほどではないですが、キューブ部分は接着など仕上げ作業が必要です。
3.1. キューブの接合
本当に記憶にないのですが、なぜかキューブを中心で分割しなかったので、高さが違うペアを4組用意してそれぞれを接着します。接着にはアロンアルフアを使用しました。
3.2. 地獄のラインストーン付け
始めはアロンアルフアを使用して1つ1つラインストーンを接着していたのですが、クリアな面に接着剤が汚れるなどトラブルが続出したので、最終的には下の写真のように両面テープを使用しました。
また、ラインストーンには、Amazonで適当に買ったラインストーンセットを利用しました。完全に反省点なのですが、ストーンの幅を考慮せず設計してしまったので微妙にストーンがはみ出したりしてしまいます。
サイズも微妙に合わず、さらにストーン自体の質も特段良いものではないのでお勧めは出来ませんが今回使用したラインストーンのリンクを貼っておきます…
4. 完成と感想
本来であれば、本家に倣いキューブの側面にもラインストーンを貼り付けるべきですが、ラインストーンの高さを計算する、貼り付けるのがめんどくさくて今回は省いてしまいました笑
あと、公開済みのデータはすでに修正済みですが紐を通す輪がが小さすぎて、事前に用意していたチェーンが通りませんでした…
他にも色々と反省点はありますが、結果として良いものが出来たのではないでしょうか。もしよろしければブログトップのDMM.makeのサイトから購入してみてください。