大学編入の記事はいろいろなサイトで公開されており、自分の編入試験の際にもとても役にたったので自分も記録を残しておこうと思う。
自分が受験したのは石川高専専攻科,豊橋技術科学大学,電気通信大学の3つ。
1. 編入記
自分が編入を意識し始めたのは4年生になってから。でもそのころは特に行きたい大学がとりわけあったわけではなかったが、とりあえずまだ働きたくないなと思ってた。
実際に勉強を始めたのは4年生の2月に入った頃。これはたぶんだいぶ遅いw
旧帝を受けている人の体験記などを聞くと早い人は3年の冬。普通は4年の夏~冬休みぐらいの間にはじめるみたい
自分の失敗を語ると、このときまでTOEICをまったくしなかったこと。編入学では数多くの大学では英語の試験の代わりにTOEICの点数を提出するのだが、最低でも600点は取らないと厳しいところ、3月に受けたTOEICのスコアが375点。。。
幸い、第一志望の電通大はTOEICを使わないのでここでTOEICを諦め、数学,物理に春休み全てをささげることを決意。
この選択が後々自分を苦しめることに。
というのは、前述したように大半の大学ではTOEICのスコアを使うので他の国立大学を併願しようにもTOEICの点数が低すぎて、負け試合が確定することがわかり受けられない状況にw
このことにより、受験校が3つしか選択肢がなかった笑
受験に掛かるお金は、受験料3万円+旅費2~4万ぐらいかかるので安易に大学を受けることができなかったのも原因の1つ。
2.受験勉強
3月のTOEICの結果が出た時点で受験大学は上の3つに絞られた。
各大学の受験教科は以下の通り、
石川高専専攻科
数学,専門教科(回路系,プログラミングなど),面接,英語(TOEIC)
豊橋技術科学大学
国語,英語,数学,専門教科(回路系,通信系,電磁気)
電気通信大学
数学,物理または化学,英語,面接
各大学の詳しい受験体験はまた別に書く。
教科数としては数学,英語,電気回路,電子回路,電磁気,プログラミング,通信の約7教科。
春休み(3月)から学校が始まるまではひたすら数学,物理。夜に英単語を暗記。GW中に電通大の過去問を7年分といた。
5~6月前半はひたすら物理,数学。専攻科の受験3日前に専門教科を勉強w
というのも、専攻科の受験3日前にちょうど前期中間試験が終了したのが原因。
ここで注意したいのが6月後半から7月前半に受験日が集中している割に、6月の前半は中間試験があり、編入勉強には集中できない。
専攻科,電通大,豊橋と1週間おきに試験があった。毎週末つぶれるのでこのあたりの金曜日は前乗りしていたため毎週金曜は公欠でお休み。
電通が終わった次の週に豊橋があったのだが、電通が終わった(いろんな意味で)反動で勉強に集中できず、豊橋も受験3日前に勉強を始めるw
今、このブログを書いていて思うのが、完全なる電通の極振りで編入勉強をしたんだなーっていうこと。
3.受験結果
石川高専専攻科 合格
電気通信大学 合格
豊橋技術科学大学 不合格
豊橋に落ちたので編入試験全勝とはいかなかったのが何気にショック。。。
電通合格して、豊橋落ちるやつとかあんまいないんじゃないかなと思う笑
原因は専門教科の選択ミスw
そんな感じで自分の編入学は2勝1敗で終わった。
4.使用した参考書
数学
- 編入数学徹底研究
- 数学/徹底演習
物理
- 基礎物理学演習I
- 基礎物理学演習Ⅱ
- ファイリングノート-物理学演習Ⅰ-力学
- 演習・物理学の基礎3 電磁気学
英語
- 新TOEICTEST 出る単特急金のフレーズ
- 基礎 英語問題長文精講
他に英語では、「英文読解入門基本はここだ!」という参考書がおすすめされていたので使用してみたがほぼ役に立たなかったのでお勧めしない。